昨今、大量に送信されてくる迷惑メールに対し、当社ではメールサーバーの増強や「迷惑メールスキャンサービス」のご提供など様々な取り組みをしておりますが、残念ながら迷惑メールは日々増加の一途をたどっています。
当社では迷惑メール対策として、お客様宛に送られたすべてのメールに対して、メール送信元の格付け情報をもとに受信するメールを制御する「メール流量制御」を、2009年3月16日より実施いたします。
「メール流量制御」とは、当社のお客様宛に届くメールの送信元を「メール流量制御システム」を利用して判定する仕組みです。
「メール流量制御システム」はデータベースに登録されたメール送信元の格付け情報をもとに、迷惑メールの送信元であると判定された送信元IPアドレスからのメールを拒否または遅延することによって受信を制限し、正常なメールを優先してメールサーバに受信します。
ただし、正常なメールであっても送信元の判定によってはお客様宛のメールが拒否されて届かない、遅延して届く場合があります。なお、拒否されたメールは、送信元にエラーメールとして返送される仕組みになっており、当社のメールサーバーによって破棄されることはありません。
「メール流量制御システム」は届いたメールから次の情報を判断し、正常に配送するか、拒否または遅延するかの決定をします。
※IronPort社が運営する世界最大規模の情報量を誇るSenderBaseによる送信元IPアドレスの格付け情報をもとに判定します。
迷惑メールを「メール流量制御システム」でブロックするため、お客様のメールボックスに届く迷惑メールを抑制することが可能になります。また、迷惑メールの大量配信による、通常のメール配送サービスへの影響を抑制することができます。
これによりお客様の安全性の向上、メールサービスの安定的な運用を図ることができ、お客様により安心してメールサービスをご利用いただくことが可能となります。
ただし、「メール流量制御」によって迷惑メールを大量に送信してくる送信元からのメールを効果的に制限することが可能ですが、すべての迷惑メールが届かなくなるわけではありません。
より効果的な迷惑メール対策のためには、オプションサービスとしてご提供しております「迷惑メールスキャンサービス」などを併用していただくことをおすすめいたします。